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M&A(Mergers and Acquisitions)
減損価格
減損価格とは何か?
企業が作成する財務諸表の一つ、それが貸借対照表です。そこには様々な資産というものが計上されています。もしその資産の価値が何らかの原因によって下落してしまうと、適切に帳簿価格に反映させる義務というものが生じます。この場合に会計処理を行った価格が、減損価格と呼ばれるものです。つまり減損価格を正確に把握しないと、資産の価値を把握することも非常に難しくなるということなのです。
適切な会計処理がM&A市場での企業価値を上げる
会計処理が適切に行われるようになると、資産の価値を正確に把握することが容易になり、会社売却やM&Aも円滑に行うことができるようになります。資産を使用することで将来得られると見込んでいたキャッシュフローが、その見込みよりも少なくなった時には価値の低下というものを帳簿に反映させる必要があるのです。ぜひ、こうしたことをしっかりと理解して会社の財務諸表もブラッシュアップしていきましょう。そうすると、M&A市場での企業価値も順調に上がっていくことになるのです。