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実質破綻先
実質破綻先とは何か?
この実質破綻先は、形式的もしくは法的には経営破たんしていないものの、深刻な経営状態にある融資先会社(債務者)のことを意味しています。組織がまだ破綻していないとしても、再建の見通しが立っていないと確認されるほどの状態にあるのです。
金融検査マニュアルでは2番目に深刻
金融検査マニュアルの中で、この状態は二番目に深刻な状況です。そのまま経営することはおろか、金融機関から不良債権とみなされて、相応の処分を受ける可能性もあるのです。もし再生を考えるのであれば、会社売却やM&Aなどの合併による企業再生が必要になってきます。多くの経営者は、組織が跡形も無くなってしまうよりは、形を少し変えてでも存続させたいと思っています。