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インサイダー取引

インサイダー取引とは何か?

インサイダー取引というのは、一般公開する企業の株価に大きな影響を与える情報を内部関係者などが事前に知り、それを使って株式取引を行うということです。もちろんこの取引は「金融商品取引法」で制限されており、もし行うと刑罰の対象となります。しかしこの立証は一般的に非常に難しいと言われています。なぜなら株価への影響度合いとか、実際に知っていた情報をどのように利用したのかなどを明確にすることがとても困難だからです。

 

会社売却やM&Aに関する情報を利用したインサイダー取引

例を挙げてみると、会社売却やM&Aに関する情報を利用したインサイダー取引があります。こうした情報は株価だけではなく、将来的な企業体制というものに非常に影響力があるので、インサイダー取引になりやすくなります。こうしたインサイダー取引というのは近年大きな変化を迎えています。なぜなら今はインターネットでの株式取引、IR情報、大量株式保有情報など、一昔前には一般人が決して入手できなかった情報を簡単に見つけることができます。ですからそうした公開情報の中から、会社売却とかM&Aを想定できることもあるのです。もちろんこうしたことをしてもインサイダー取引の対象にはなりませんが、本物の内部情報を使ってしまうと規制に対象になります。ぜひこうした情報の活用には注意が必要であるといえるでしょう。

 

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