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医療法人の収支改善は単に売上の拡大やコスト削減だけでなく、適切な事業計画に基づく最適バランスを回復することです

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経営コンサルティング

医療法人病院・診療所の事業収支改善(リストラクチャリング)

医療法人病院・診療所の事業収支改善(リストラクチャリング)

医療法人病院の事業収支改善の施策(リストラクチャリング)

医療法人の病院・診療所が赤字に陥ってしまうのは、主として病院・診療所内に経営者が不在であることと、税務会計しか行われていないことの2点が挙げられます。
現代のような厳しい経営環境になる前では、医師/歯科医師の先生が診察を行いながら上がってくる数字をみて経営が可能でした。しかしながら、社会の要請や事務作業量といった直接収益を生まない間接部門にかかる労力が増大してくると、どこでどのように収益を上げていけばよいのかという「収益の道筋」は、経営の素養がある人物でなければなかなか見つけられません。有名大学卒とか人物像がしっかりしているといった理由で採用されている事務方は、発生する事務作業を処理することに掛けては長けているかもしれませんが、将来の病院・診療所経営を支える事業計画の策定といった戦略的立案のような業務には手馴れていらっしゃらないようです。
またこのことは、日々発生する経理上の数字を元に会計を行っている事務方および外部の専門家も同様で、一般の企業会計を税務会計によって修正を加えて財務諸表を作成する業績評価作業では、将来に亘る収益の改善になかなか結びつきにくいといった特性があります。
この2点の問題を改善するために、まずは原価計算(Costing)と予算管理(Budgeting)といった管理会計の手法を活用した改善策を策定することから着手し、「内部の経営管理に役立つための数字と経営の意思決定」を目指します。