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M&A(Mergers and Acquisitions)

本源的価値

本源的価値とは何か?

オプションの価値の評価は、時間的価値と本源的価値との合計から算定されます。時間的価値とはオプションのプレミアム(オプションの権利に対して付けられる価値)の構成要素の1つで、時間価値やタイムバリューとも言われ、実際のプレミアムと本質的価値との差額のことを指しています。本源的価値の呼び名も色々あります。例えば真正価値、内在的価値と言われたり、本質的価値と言われることもあります。本源的価値もオプションのプレミアムの構成要素の1つです。それはコール・オプションまたはプット・オプションの権利行使価格(行使価格)と原資産価格(市場価格)の差額分のことであり、オプションの権利行使を今行った場合に得られる利益により測定される価値のことを指しています。本源的価値は、現時点でその権利を行使することで利益がどれくらい出るのかをあらわす数字であり、市場価値と行使価値を比較して、オプションを行使することでどれだけ有利になるのかを見極めることができます。例えば、コール・オプションにおいて、市場価値が150円、行使価格が120円であるとします。この状況ですと本源的価値は30円(=150円-120円)となります。

 

市場価格が行使価格より高くなれば利益が出る

市場価格が行使価格より高くなればなるほどプレミアムは大きくなって行きます。行使価格が市場価格より有利なイン・ザ・マネーのオプションですと本源的価値を持ち、利益が出ている状態となっていますが、行使価値が市場価値と等価であるアット・ザ・マネーのオプションや行使価値が市場価値より不利になっているアウト・オブ・ザ・マネーのオプションの本源的価値はゼロということになります。本源的価値を生む過程は会社によって異なります。M&Aにおける本源的価値の考え方は様々ですが、会社の利益を追求することだけを考えてしまうなら多くの価値が失われ、価値を奪う経営を行なうことになりかねません。本源的価値を見い出すことは経営戦略の1つであり、本源的価値が生まれれば経営は潤うことになります。

 

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