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M&A(Mergers and Acquisitions)

時間的価値

時間的価値とは何か?

企業買収をするときには、企業のシナジー効果を得ることだけではなく、時間的価値を考慮する必要もあります。シナジー効果というのは、買収を実行することで今まで以上の利益を得ることですね。それに対して時間的価値というのは時間を「金銭」で考えます。例を挙げて考えてみましょう。A社が製品Xを完成するためには資金が1億円と、3年もの時間がかかるとしましょう。しかしB社には同じ製品Xを1年で作れてしまうノウハウがあります。そしてB社をM&Aするためには1億5千万円です。この例で考えると、A社はB社を買収することで2年間の開発期間を短縮することができます。もちろん開発費は5千万円高くなりますが、それでも2年早く製品Xを発売できるので収益でB社の買収価格はかなり安くなることでしょう。このようにして時間的価値というのは、時間をお金で買ってしまおうというコンセプトなのです。

 

インフレが予想されるときが典型例

またインフレなどを予想しながらM&Aを行うこともあるでしょう。物価が年率で3%ずつ上昇していくとしましょう。これは今のお金の価値が毎年3%下がることを意味しています。つまり1万円を持っていても、1年後には9,700円になっているということなのです。ですからシナジー効果を期待して企業を買収する時に、それが遅くなればなるほど買収にかかる実質コストもかなり増えていくことになります。個人だと不動産購入が良い例です。つまり物価が上昇すると同時に、不動産の値段も上昇するのでできるだけ早く、安いうちに住宅ローンなどを購入しようとなるわけです。

 

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