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M&A(Mergers and Acquisitions)

ボラティリティ

ボラティリティとは何か?

ボラティリティとは、変化率のことです。ボラティリティが低いとは変化率が低いことを指しています。一方ボラティリティが高いとは、変化率が高いことを意味します。ボラティリティとは、原資産価格のブレの平均値を指すこともあります。その場合インプライド・ボラティリティ(予想変動率)、ヒストリカル・ボラティリティ(歴史的変動率)に分類されることもあります。企業のM&Aにおいてもこのボラティリティが関係してきます。企業のM&Aの場合、例えばすでに業績が良くてブランド価値も高いところを買収するならば、業績のボラティリティは低くなります。そうなると買収金額を回収してゆくためには、それなりの時間が必要となります。一方業績が思わしくないところを安い価格で買収し、その後その企業を精一杯育てることによって業績を右肩上がりで回復させることができるなら、業績のボラティリティは高くなります。

 

高いボラティリティはM&Aのプロに魅力的

企業のM&Aでは後者のような場合、つまり業績が赤字だったものを黒字にもっていくようなボラティリティの高い案件が魅力的な案件であると考えられています。投資ファンドなどの専門業者はこのような魅力的な案件を探すことに通じており、多大な利益を得ています。過去に日本においてもボラティリティの高いM&Aの案件がありました。携帯電話会社のM&Aの案件です。IT企業が赤字続きだった携帯電話会社をM&Aしました。当時携帯電話会社は業績が右肩上がりの状態だったため、数年後には赤字続きだったその携帯電話会社は黒字へと転換しました。そしてその後もその携帯電話会社は業績を伸ばし黒字は増し加わっていったのです。このように米国だけでなく日本における企業のM&Aにおいても、ボラティリティを見極める目が必要となってきています。M&Aを検討する際には、その企業の変化率の見込みにも目を向け十分に調査を行ってから着手する必要があるでしょう。

 

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