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IB

IBとは何か?

IBというのは英語の「Investment Bank」の略称になります。つまり、「投資銀行」と理解することができるでしょう。これはアメリカのインベストメントに関する法律に基づいて設置されています。なぜなら日本の金融法では、投資銀行という形の認可は存在しないからです。では具体的にどんなことを行っているのでしょうか。基本的には株式市場を通じて資金調達を行ったり、M&Aにおける専門的なコンサルティングというものを業務としています。さらに資本政策や組織編制という高度な金融業務に関しても参加することがあります。以前から証券会社などもこうしたタスクを行ってきていますが、IBというのは、欧米の巨大証券会社を総じてそう呼ぶという側面を持っています。

 

商業銀行と投資銀行の違い

歴史を振り返ってみると、1933年にアメリカで「グラススティーガル法」というものが設立します。そのようにして商業銀行と投資銀行の違いというものが非常にはっきりとするようになってきたのです。しかし規制の緩和と共に銀行が証券子会社をも持つようになりました。これがIBの原型となっているのです。今のところ、日本のIBというのは外資系のそれよりも収益性が低く、リスク管理やリスクテイクに関して弱さを露呈しています。ですからM&Aを行う時に、コンサルティング業務を外資系のIBに依頼する会社が多いのはそのような理由からなのです。

 

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