「マイドローン時代到来」を宣言する日本電産・永守社長

公開日:  最終更新日:2018/01/01

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精密小型から超大型までの幅広いモーター事業を中心に、「回るもの、動くもの」に特化したモーターの開発を手がけているのが日本電産株式会社です。

その日本電産の永守重信会長兼社長は「将来、マイドローン時代がくる」折に触れて語っています。ドローンが物流分野で活用されるだけでなく、一人ひとりが自分用のドローンを持つようになるという持論です。自動運転車やロボティクスを含め、2020年前後には複数の技術革新が同時並行で押しよせると予想されています。それを見据えて先手を打とうとするのが日本電産なのです。

永守社長がドローン市場に照準を合わせたのはリーマン・ショック後だと言います。物流はドローンの時代が来る、と読んで、研究に着手していました。荷物を運びながら安定して空を飛ぶには、機体をできるだけ軽くする必要があります。連続した飛行距離を延ばすには省電力性能も高めなければなりません。こうした課題をモーターの性能を高めることで満たしていけば、ビジネスチャンスが舞い込んでくるだろうと判断し、関連する技術を買いとり、コンパクトなモーターを作りました。

永守社長の読みは今のところ当たっています。すでにAmazonがドローンによる宅配サービスの実験に着手し、日本でも参入を計画しています。今後もネット通販や運送会社の参入が相次ぐ見通しで、ドローン需要が右肩上がりで伸びるのはほぼ確実とされています。

日本電産が物流分野で狙っているのはドローンだけではありません。物流施設などで使う無人搬送車(AGV)も有力な用途で、すでに受注が増えてきています。ドローンとAGVを組み合わせれば、人が不要で効率的な物流システムが実現します。

1人が1台以上、マイドローンを持つ時代、そのとき人間はどのような生活をしているのでしょう。ハリウッドのSF映画で見るような世界観が日常化する、そんな日がもうすぐそこまできているのかもしれません。

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