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M&A(Mergers and Acquisitions)
純資産法
純資産法とは何か?
色んな調査機関がそれぞれの企業の価値を評価していますが、純資産法はその一つであると言われています。これは単純にそれぞれの企業が持っている資産を評価の対象にするというものです。実は純資産法にも大きく分けて2つの種類があります。
アプローチの仕方によって4パターン
1つ目は資産の価値を絶対的評価によって査定するという方法です。(さらにここから時価純資産法と簿価純資産法に分かれることになります)この方法は非常に簡単で、査定がしやすいと言われるものです。2つ目の方法は、他社との比較を念頭に入れます。この方法では単純に資産を持っていても評価が高くなることはありません。(これも2分類になり、比較対象が類似業種なのか、類似企業なのかによります)こうした指標は会社売却の際にとても参考になるものです。このように資産の計算方法というのは、アプローチの仕方で最大4パターンが存在することになります。