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東京証券取引所グループは、大阪証券取引所を子会社化する目的で、大阪証券取引所の株式を対象とした公開買付を開始

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東京証券取引所グループ、大阪証券取引所<8697>株式に対する公開買付を開始

東京証券取引所グループは、大阪証券取引所を子会社化する目的で、大阪証券取引所の株式を対象とした公開買付を開始する。
東京証券取引所グループは、この公開買付が成立した場合、大阪証券取引所を存続会社、東京証券取引所グループを消滅会社とする吸収合併を予定している。
東京証券取引所グループの株式1株に対して、大阪証券取引所の株式0.2019 株を割当て交付。
買付期間は、平成24年7月11日(水曜日)から平成24年8月22日(水曜日)まで。
買付価格は、普通株式1株につき、480,000円(本日の大阪証券取引所株式の終値で計算した買付価格に付されたプレミアムは、4.57%)。
買付予定数は、179,999株(保有割合、66.67%)。
但し、応募株券等の総数が買付予定数の下限(135,001 株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付を行わず、下限以上の場合は、応募株券等の全部の買付を行う。
但し、応募株券等の総数が買付予定数の上限(179,999 株)を超える場合は、その超える部分の全部又は一部の買付は行わないものとし、あん分比例方式により、株券等の買付に係る受渡しその他の決済を行う。
買付予定総額は、86,399百万円。
公開買付では、買付予定数に上限を設定しており、JASDAQスタンダードに上場されている大阪証券取引所の普通株式が上場廃止となる可能性はない。
しかし、その後の合併によりJASDAQスタンダードにおける上場廃止基準に基づき、合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間入り銘柄となる可能性がある。

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